「〇〇しなきゃ」負のループを断ち切り、良い流れに変える方法

|
「結果出すために、頑張らなきゃ」
「部下には頼れないから、自分がどうにかしなきゃ。」
「ノルマを達成しなきゃ」

「〇〇しなきゃ」

不安焦りを感じると、どうにかしたいものです。

でも、
そうやって、頭をあれこれ使って決めたことは、残念ながら、うまくいかないことが多い。
負のループって、やつですね。

そのようなご経験はありますか?

今日は、サロンオーナーのお客様と話したことをシェアします。

停滞した流れを良い流れに変えるには

「〜しなきゃ」は停滞してますよのサイン

事業をしていたら、売上の波はつきもの。

今回のご相談者さま。
自分大好き、いつも絶好調!の彼女ですが、
たまたま今月は、追い詰められていました。
(自分大好きな人、わたしは好きです^^)

「稼がなきゃ」

という感情に追い詰められて、
いつもなら、しない選択をしていたのです。

(強運なことに、まだ実行には至ってなかったので、事業としてはセーフでした。流石です!)

不安や焦りで脳内がいっぱいになると
渦中にいる本人は、自分自身では気付きづらい部分です。

客観的にお話を伺っていると、完全に、彼女の軸から外れた選択でした。

そして、
明らかにその選択をしてから、調子が悪い。

何が調子が悪いって、

・事業は一度ストップがかかる。

・体調は、今月、やたらと生理が重い。
 いつもこんなには、ひどくないのに。

・普段、気にしてないようなことを気にし出す。

 
このような状態でした。

 
信頼できる方に相談できれば良いですが、
違和感を感じたら、すぐに対処して良い流れを維持したいですよね。

そこで、
負のループから一瞬で抜けだして、良い流れに変える方法をご紹介します。

なんだか、らしくないな・・・
違和感があるな・・・

なにか、しっくりこない!

そんな兆候がある時に試してみてください。

 

思考が固まっているときは、身体の力をゆるめてあげる

「〇〇しなきゃ」

そのような考えが生まれたとき、実はすでに思考停止しています。
本来の調子の良いあなたの状態から外れている。

まずは、その認識をしてください。
 

ですので、その思考を切り替えたら良いわけです。
しかしながら、
考え方を一瞬で切り替えるのは、脳科学のプロでも至難の業。

でも、誰でも一瞬で切り替える簡単な方法があります。

それは、
身体の力をゆるめること。

頭の中が、さまざまな思考でいっぱいになってしまったときは、身体から入る。

例えば、こんな経験はありませんか?

いまいちやる気が出ない時でも、5分だけがんばろう!と、動くことで後からやる気が出てくること。
その原理と一緒です。

身体と、感情、思考は、影響し合っているのです。

 

なぜ、身体をゆるめると思考が巡り出すのか

さまざまな思考に支配されているとき、
あなたは交感神経が優位になり常に何かと戦い続けている状態です。

心も、身体も、緊張状態MAX!
 

すると、自律神経は乱れ、身体の巡りが悪くなります。
当然、緊張状態によって、脳の血流量も、脳の栄養である酸素量も低下。

いつもの頭の回転フルスロットルではないのです。
ましてや、焦りや不安で、ただでさえ冷静な状態ではない。

そのような状態で、一生懸命考えても・・・
お察しの通り、いつもの的確な判断・選択は、誰しも鈍りやすくなりますよね。

 
そんな時に、身体をゆるめてあげると
血流がよくなり、脳や体へ十分な酸素が行き渡ります。

自律神経の乱れも落ち着いて、
落ち着いた深い呼吸ができるようになります。

このようにして、
ニュートラルな自分へと変化できるのです。

身体が緩んだことで、余白が生まれます。
新しい流れ、
よいインスピレーションが降りてきます。

 

おすすめ!身体をゆるめる方法

精油の力に頼ってみる

天然の精油(エッセンシャルオイル)には、自律神経に働きかけて身体の緊張をゆるめてくれるものがあります。

 
とくに、精神的なストレスが強いときは、カモミール・ローマンの甘い香りが力になってくれます。
女性で、PMSがきついときはゼラニウムがバランスを整えてくれるでしょう。

精油は雑貨扱いではありますが、身体に取り込んで体内で代謝されるものです。
オーガニックや検査検証されているメディカルグレードであるなど、品質にもこだわることをおすすめします。

アロマの話は、大好きでかなり盛り上がってしまうので(笑)
また、別記事でまとめさせていただきます。

 

呼吸法を取り入れる

身体が緊張しているときは、呼吸が浅くなりがち。
胸の開きが悪くなったり、お腹が硬くなっていませんか?

そのようなときは、リラックスを導く副交感神経を優位にする呼吸法がおすすめ。

古代の医学の知恵であるアーユルヴェーダでは、このような緊張をゆるめるにはヴァータを鎮静すると良いとされています。
ヴァータとは、風と空の自然から生まれる性質です。

【ヴァータを鎮静させる呼吸法】

  1. 右鼻孔を右手の親指でふさぎ、左の鼻孔から6秒かけていきを吸う
  2. 6秒止めた後、今度は左鼻孔を右手の薬指でふさぎ右の鼻孔から6秒かけて息を吐く
  3. そのまま右の鼻孔から6秒かけていきを吸う
  4. 6秒止めた後、今後は右鼻孔を右の親指でふさび、左の鼻孔から6秒かけて息を吐く
  5. これをワンセットで4~5セット行う

 

バスタイムを充実させる

バスタイムは、リラックスするのに最適。
湯煎に浸かって、ぼーっと自分の時間を過ごすのがベストですが、
お仕事でお忙しい方はシャワーしか浴びれないときもありますよね。

湯煎でも、シャワーでも、
お湯の温度は40度以下にすると、身体の緊張がゆるみやすいです。

それから、とっておきのバスグッズもおすすめ!
わたしは、アンチストレスのシャワージェルスクラブを愛用しています。

海外の高級SPAでも使用されているこちら。
香りは、バスグッズでは珍しく天然精油が使用されています。
清々しいカモミールやラベンダーの香りが、こころと身体を浄化される感覚が気持ちい。

スクラブも使用すれば、自分のお肌が見違えるくらいツルツルに!
自分のシルキースキンに24時間うっとり^^

お肌の触り心地が良いって、それだけで至福です。
実際、オキシトシンという緊張を癒す幸福物質も脳内から分泌されるほど影響があるのですよ。

 

フェイシャル・ボディトリートメントをうける

一番のおすすめは、フェイシャルやボディトリートメントを受けることです。
困ったときは、プロの技に頼るのが一番です。

至福の世界にエスケープしている間に、余白が生まれ天からありがたいご加護が得られることも…!

実は、わたしの運営しているSalon de StellaMyth(サロンドステラミス)には、
身体の緊張による不調で訪れる方も多いのです。

先日、訪れた常連のお客様も、
「事業で行き詰まっていたけど、施術を受けて大きい額が動いた」
なんてお話されていました。

香りの力とアーユルヴェーダの知恵、看護学の科学的根拠をもとに、
お身体の声に合わせて施術します。

あなたが倒れてしまっては、世界の機会損失です。
まだまだ無理がきくかと思いますが、健康は大事な資産ですね。

 

身体はあなたにメッセージを届けている

「〇〇しなきゃ」という思考でいっぱいになっているとき、
それは、あなたご自身からのSOS。

身体は、症状を通して、あなたへメッセージを送っています。

その症状と向き合ったとき、現実は大きく変化します。

わたしは、看護師として、ビューティーセラピストとして、
人生の流れが変わる瞬間に有難いことに何度も立ち合わせていただきました。

あなたの内側から発せられる
声なき声。
それは、あなたにとって
一番大切な人生の指針です。